【サッカー】鹿島・小笠原選手、運動場建設始動！母校で小中生らとサッカー。「ウッチー」飛び入り！「ＰＫを取られてすみません」

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　サッカーＪ１鹿島アントラーズの小笠原満男選手が１７日、母校の県立大船渡高校で小中学生らとミニゲームを楽しんだ。

校庭に仮設住宅が建って運動が制約される子どもたちにグラウンドを贈る企画に取り組んでおり、そのキックオフイベント。

予定になかった日本代表の内田篤人選手らも参加し、会場は保護者をはじめ女性ファンの大歓声に包まれた。

　「ウッチー？」。小笠原選手が車から降りた瞬間、約５００人の目は続いて現れた内田選手にくぎ付けに。サッカー少年があこがれる現役の日本代表だ。

　１２日のワールドカップアジア最終予選オーストラリア戦で引き分けに持ち込まれる反則を取られた内田選手が「ＰＫを取られてすみません」と話すと、肉声を聞けた女子高生らの歓喜の叫びがこだました。

　内田選手はドイツでプレーしているが、かつて鹿島で同僚だった小笠原選手に賛同し、やはり日本代表の吉田麻也選手を誘って来県。ミニゲームでは華麗な動きで未来のＪリーガーたちを魅了した。
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　運動場を建設する「東北人魂・岩手グラウンドプロジェクト」は、小笠原選手が震災後に大船渡を訪ねる度に「練習できない」となげく子どもたちの訴えを機に始まった。

　今月末に一般社団法人を設立する予定で、小笠原選手が２０００万円以上と見込む建設資金の調達活動とＰＲを引き受け、地元の同級生らが市側との用地確保などに向けた折衝を担うという。

　戸田公明・大船渡市長は、笑顔で汗を流す子どもたちに目を細めながら「実現に向け最大限の努力をしたい」。

小笠原選手は「町内会の運動会にも活用できるグラウンド造りを同級生と協力しながら目指します」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120618-00000047-mailo-l03